交響曲第9番「歓喜に寄せて」(愉快編)

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「歓喜の愉快に寄せて」

詩節1前半

きらめく歓喜は神々しい
黄泉の娘の微笑むように
歩む我らも炎に酔って
聖なる御殿に進み出る!
結ぶ力は神秘の魔法
時流をより分けつむぎ寄せ
人類兄弟ことごとく
貴方の翼に眠ります

詩節2前半

恩恵豊かに賜(たまわ)って
信頼勝ち得て友となし
愛情交わして妻となし
歓喜の渦に加わろう!
ただ一人(いちにん)の心でも
掴んだ者は加わろう!
誰をも知らぬ無念の者は
泣いて立ち去れこの輪から

詩節3前半

歓喜を飲むは生命の
乳から授かる自然のしずく
善人悪人誰もが進む
バラの道こそ美しき
接吻ワインは口から与え
友をも授ける歓喜のちから
虫けらにさえ快楽を
ケルビム立つは神の前

詩節1後半

愉快にみなぎる太陽が
天上規律を駆けめぐる
一緒に走ろう兄弟よ
英雄勝利の歓喜の道を

詩節2後半

皆で抱き合え輪になって!
世界に接吻届けよう!
星の瞬く彼方から
見守る神を讃えよう

詩節3後半

君はひれ伏し崇めるか?
世界は知るか創造者?
天上遙かの彼方には
創造主がおわします



サー・アンドルー編で前半を遊んでみる

詩節1前半

歓喜ったらなんて神々しいんだろう
まるでエーリュシオンのお姉さんみたい
僕ったら眩しくって酔っぱらっちゃった
ふらふらして神々しい神殿に入っちゃおう!
だってどうせ魔法を使って合体しちゃうんだろ
どんな仲の悪い分裂だってへっちゃらなんだろ
皆で揃って兄さん弟よと呼び合いながら
貴方の翼でお休みなさいするんだ

詩節2前半

だって僕どんな奴が勝利者だか知ってる
どんな下らないことでも笑って飲んじゃう友達と
沢山のお姉さんの中でも面食いな僕の心をえいっと
射止める美女と結婚できたら歓喜の輪に参加しちゃえ!
そして優しい声で「お前の心は俺の」なんて言っちゃったりして
「いやん馬鹿」ってのぼせ合って歓喜の渦に加わっちゃえ!
だってそうだろう。そんな手際の無いうらなり君なんて
泣きながら転任しちゃった方がよっぽどましだもん

詩節3前半

その後はお布団の中ですべての生命は
あの子の乳から歓喜を飲んじゃったり
良い子良い子悪い子悪い子しながら
やっぱりバラ咲く道を最後まで辿っちゃうんだ
お酒の力を借りて口づけを与えてくれた歓喜が
寝床を共にしたこの子さえも与えてくれた
だから僕でさえ官能の喜びを授かり
うっかりケルビムも女神の前にひれ伏すんだ



特別編、お優しすぎたジャパニーズ

 字数があって大変結構かもしれないが、全然関係ないじゃないか
           _| ̄|○



「よろこびの歌」

岩佐東一郎作詞・ベートーベン作曲/文部省唱歌

晴れたる青空 ただよう雲よ
小鳥は歌えり 林に森に
こころはほがらか よろこびみちて
見かわす われらの明るき笑顔


花さく丘べに いこえる友よ
吹く風さわやか みなぎるひざし
こころは楽しく しあわせあふれ
ひびくは われらのよろこびの歌

2005/07/11

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