即興的随筆一覧

NO IMAGE

なんの夢

今朝の夢  正しくは今朝では無い。起きたのは夕暮で、壊れた時計は昼と夜を移し替えて、どう頑張っても夜に眠ることなど、出来なくなってしまっているのだから。  わたしはかつての大学の教授から、かつてのわたしの面影みたくして、ある楽譜を眺めながら、楽曲の解析を教わっているらしかった。それはオーケストラとピアノのアンサンブルで、かたわらにはピアノが置かれていた。教授が弾き流したとき、その楽………