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たけを集『拾遺』

 老境の祖父が、手帳などに書いた句を、抜き出して便宜上四季に分類したもの。若いうちは熱を入れたらしい俳句も、忘れた頃にぽつりぽつりと記すくらいのものには過ぎなくて、公表する意思もない落書きを、不肖の孫が掲載したものには過ぎません。

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コバルトブルーの真実

コバルトブルーの現実 それぞれの夢を願いきらめく星たちが 夜明けのコバルトブルーに染められて 一つ一つ、薄れながら消えてゆきます いつまでもまたゝこうと、誓い合った仲間たちも ぽつりぽつりと、どこかへ去ってしまいました たった一人きりでも輝き続けると ひたむきな祈りを掲げた最後の光さえも 新しい輝きにかき消されて きらめきを見失ったようだね、私たちは ………