下らない暇つぶし

何をしたらよいのか
部屋の中歩いても
何をすればよいのか
答えはどこにもない
ただ無気力のうちに
毎日が過ぎていく

どこに手を伸ばしても
触れるもの馬鹿らしく
何を見詰めていても
目的が何もない
不意に嫌気がさして
もう何も手に付かず

ちぎれそうな不愉快
全身が真っ暗で
自分の体すべて
洗い落ちてしまえ
たまらない不快感
胸の中を駆け巡る

それでも声を抑え
何とか遣り過ごして
心の中の叫び
必死で押さえながら
何もなかったように
くれていく部屋の中

心誤魔化しながら
気持ちをそらしながら
興味のないことでも
必死に打ち込もうと
している自分がまた
たまらなく馬鹿らしく
こんなもの破り捨て
すべて消えてしまえば
どんなに心の中
静かになれるだろう

それでもいつものように
下らない落書き続け
不愉快な叫び声
もう一度飲み込んで
何もなかったように
今が静かに過ぎていく