ブラームス 交響曲第2番 ニ長調 op73 (1877年)
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成立過程
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………1877年の5月に「交響曲第一番(op68)」の完成稿を渡し、ペルチャハに夏の保養に出掛けつつ執筆され、その年の10月中には完成。クララに「とっても悲劇的なの」と手紙に送ってみたり、出版社のジムロックに「メランコリックでたえられないでしょう」と送ってみたりしたのは、ブラームス一流のダークジョークだったらしいが、実際は明るく輝かしい交響曲が完成したのであった。相変わらず実際は動機の構成密度が非常に高いのだが、陽気な性格から「ブラームスの田園交響曲」と讃えられたという。
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特徴
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………ハイドン的な軽妙を採り入れたとも、ブラームス憧れのイタリア的な輝かしさを取り込んだともされる。
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初演
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………1877年12月30日、ヴィーン学友協会にて、ハンス・リヒターの指揮による。
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出版
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………ジムロック社から1878年に出版。
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編成
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木管
フルート 2
オーボエ 2
クラリネット 2
ファゴット 2
金管
ホルン 4
トランペット 2
トロンボーン 3
バス・チューバ
ティンパニ
弦五部
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初演演奏時間(カール・フェルディナント・ポールの証言に基づく)
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第1楽章:19分
第2楽章:11分
第3楽章:5分
第4楽章:8分
楽章ごとの解説
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第1楽章
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ソナタアレグロ形式
ニ長調 (D dur)
3/4拍子
Allegro non troppo
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第2楽章
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複合三部形式
(歌曲形式的な)
ロ長調(H dur)
4/4拍子
Adagio non troppo
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●第3楽章
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スケルツォ形式
ト長調(G dur)
3/4拍子
Allegretto grazioso(Quasi Andantino)
→音友楽譜で「Allegetto」となっているのは、なんか意味があるのだろうか?ただの誤植?
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第4楽章
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ソナタ・アレグロ形式
ニ長調(D dur)
2/2拍子
Allegro con spirito
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