T o K i N o 日 記

 をむなもすなる日記といふものを、
   をとこもしてみむとてするなり。
 望(もち)の年の、八月(はづき)の四日の、戌(いぬ)の時に門出す。
    そのよし、いさゝかものに書きつく。
 ある人、酔いに果てゝ、例のことゞも、なにもなし得ず、
   あばれまはりて、住むべき端末さえ打ちて、戻るべき宿さへあらず。
  かれこれ、残されしものうしなふ。
 年頃、思ひかへすことなむ、忘れがたく思ひて、
   日しきりに、とかくしつつ、
      さがし求むるうちに、夜更けぬ。

つまるところは

 立ち上げの経緯をいさゝかにしるすものなるべし。
hazime

コメント

  1. いつもの彼方 より:

     何言ってやがんだ
       フラッシュプレーヤーのせいで、常日頃からネットに支障をきたして、
      夜明けに酔いどれて、パソコンをぶったゝいて、
         完全読み込み不能へと陥らせちまっただけじゃねえか。
        幼稚園児か、おのれは。

  2. 時乃遙 より:

    そうして一番大切なもの。
      あなたのたったひとつのかけがえのない、
        メールボックスをなくしてしまった……

     なくして気づく大切なもの……

  3. みまきのくすし より:

     慌ててなくした履歴や、リカバリーなんて探し求めても無駄なことなんです。

    あなたの大切なものは未来永劫に絶え間なく断片化して、
       いまはもう、心のなかの残骸には過ぎないのですから。

    せいぜい恨みごとでも並べることですね。

    とは言っても、それが何かの解決になるとも思えませんがね。

  4. 炭焼き党員 より:

     驚くべき結果である。諸君脱帽したまえであることは、揺るぎない事実である。ついに彼の人生が転落である。もとより、山脈より転げ落ちていたことは、諸君の知るところである。それをさらに、海へと投げ入れたである。その結果、深海二万マイルまで転げ落ちたならば、もはや這い上がれないほどの醜態は、昼ドラの週末の破綻である。それこそ定冠詞付きの、「The滅び」のシーズン。滅亡の御霊の降臨である。いくら食通を気取ってみたところで、アンコウさえ生息しなければ、偽りの落書きよりほかに、君に残された夢はないのである。
       哀れななるかな、君の生涯よ。
     それだけが、君に残された言葉である。