小鳥らの唄 2017/4/13 詩 小鳥らの唄 大切なものを無くした朝に 描いた小鳥は夢でした かろやかにさえずるまぶしさに にじんだ涙は風でした なぐさめたいな悲しみを ゆらいだ草のしずくして かろやかになびく風ならば 手を振るわたしのあきらめさえも…… 未練もなくてほがらかに 大気へかえすかすみして さえずりおどる小鳥らの 未練もなくて消えました。 夢………