歯っ欠けじゞいの食い意地歌
歯っ欠けじゞいのうらみ歌 Ⅰ 歯っ欠けじゃよ、歯っ欠けじゃ 歯っ欠けじゃろうて、歯っ欠けじゃ 歯っ欠けじゞいのうらみ唄 じゞいの歯っ欠け、台無しなって 食うも食われぬ、ボロ切れの 餅も食われぬみじめさよ 飲み足りなくて、また飲んで 食い足りなくて、また食って 食事の合間に、おやつらやら なにやら食って生き抜いた ………
女もすなる日記といふものを男もしてみむとてするなり
歯っ欠けじゞいのうらみ歌 Ⅰ 歯っ欠けじゃよ、歯っ欠けじゃ 歯っ欠けじゃろうて、歯っ欠けじゃ 歯っ欠けじゞいのうらみ唄 じゞいの歯っ欠け、台無しなって 食うも食われぬ、ボロ切れの 餅も食われぬみじめさよ 飲み足りなくて、また飲んで 食い足りなくて、また食って 食事の合間に、おやつらやら なにやら食って生き抜いた ………
機械仕掛の人形 壊れかけ 人型しては 快楽を 餌とむさぼる 古代人形 純鉄の 精度の極み 極めては 不純くらいな 知性掲げて 情動を 離れた原始 回路図に おびえて眠る 古代人形 それは君の 理念ではなく 実体でもなく わずかな付属物の (不純物の真珠みたい) 結晶にしか過ぎないものを………