2017年初歌 2017/1/4 日常 2017年初歌 既存の発句の累積に辟易し、一層の精進を志すも、清新なる息吹は見られず、結末は体裁をもてあそぶが如し。巧みを差したる職人の、道程を過ちたるみじめさを、今は思い知るが如し。もとより、並ぶ物にはあらざるべし。 初音鳥 洗い顔さえ きらゝかに 清水したゝる 手水はじけて 初心者に逆戻りか さらなる意義と着想の妙を求めて、さまよい歩く迷いの森に………