「大和物語113段117段」朗読と解説
「大和物語113段」は、さらりと行き過ぎそうで、なかなか味わいのある段になっています。
女もすなる日記といふものを男もしてみむとてするなり
「大和物語113段」は、さらりと行き過ぎそうで、なかなか味わいのある段になっています。
技巧的な和歌にも、思いはこもるもの。あるいは技巧的であればこそ、洒落も生きるものか。
後に娘の親は、「こんなことなら悪霊に取り憑かれたままのほうがマシだった」と嘆いたという……
『平中物語』にも登場する、平貞文(たいらのさだふん)の有名な物語。
「大和物語」101段の古文と現代語訳、その朗読。この段はなかなかに優れた物語になっています。