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2016年元旦

2016年1月1日  あらたまる年も年ごとに人のかりそめの尺度に過ぎないことばかりが味気なく思われるこの頃には、よろこびも薄れゆく気配ではありますが、人を捨て去れないわたくしもまた、人の世の習いに従うものとして、年明けを祝うのもまた、おもしろかろうとは思うのですけれども…… 静けさに   映える街なみ 陽浴びして     羽ばたく鳥よ としあけの空 あいさつも………

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T o K i N o 日 記

 をむなもすなる日記といふものを、    をとこもしてみむとてするなり。  望(もち)の年の、八月(はづき)の四日の、戌(いぬ)の時に門出す。     そのよし、いさゝかものに書きつく。  ある人、酔いに果てゝ、例のことゞも、なにもなし得ず、    あばれまはりて、住むべき端末さえ打ちて、戻るべき宿さへあらず。   かれこれ、残されしものうしなふ。  年頃、思ひかへすこと………