吹け潮風よ - 八重山の歌
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吹け潮風よ 「初日」
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………生活に嫌気のさしていたわたしは、知り合いのガイドさんのすすめにより石垣島に降り立つ。そこでの観光に癒されながら、なぞのシャツの男と出会う。
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吹け潮風よ 「二日目」
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………シャツと友人となったわたしは、西表島への観光へ向かう。そこで眼鏡とベレー帽の女に逢う。そして白保へ……
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吹け潮風よ 「三日目」
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………小浜島の桟橋を駆ければ、川平湾の珊瑚と戯れながら、石垣島に日は落ちて……沖縄料理の店では例の家族ずれと遭遇する。花火のフィナーレへ。
八重山、宮古島について
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八重山諸島
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………沖縄県に所属している沖縄の先にある宮古列島や八重山列島を合わせて、先島(さきしま)諸島と言うが、宮古列島のさらに北西にある石垣島を中心とする島嶼(とうしょ……大小の島々)を八重山列島、または八重山諸島という。そのうち石垣島(いしがきじま)は八重山諸島の中心的な島になる。那覇市からの距離が410km以上もあり、地図を見るとほとんど台湾に隣接しているような感じだ。その西には西表島(いりおもてじま)が控え、二つの島の間は石西礁湖(せきせいしょうこ)と呼ばれる珊瑚の海が広がっていて、そこに竹富島、小浜島、黒島などが浮いている。西表島のはるか南に波照間島(はてるまじま)が、はるか西に与那国島(よなぐにじま)がある。亜熱帯海洋性気候、年平均気温24度で、冬でも平均18.3度。黒潮の温かい水で水温は冬でも20度以上に達する。
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宮古諸島
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………宮古島(みやこじま)は隆起珊瑚礁による石灰岩による島であり、沖縄本島から南西に300kmぐらいのところに位置する。北すぐに池間大橋で結ばれた池間島(いけまじま)があり、その橋の途中から東を見ると小さな大神島が見える。一方南西の端の向こうには来間島(くりまじま)があり、これも来間大橋で宮古島と結ばれている。その他に西方に少し離れて伊良部島・下地島(いらぶじま・しもじしま)という連続した島があり、宮古島と石垣島の中間付近に多良間島(たらまじま)が控え、多良間島には小さな水納島(みんなじま)が隣接し、これが宮古諸島の主要な島々となる。高温多湿の亜熱帯性気候にして海洋性気候すなわちまとめて亜熱帯海洋性気候に所属して、年間平均気温は23度ほど。
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沖縄の歴史
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………近代以前の沖縄の略歴史をかろく掲載しておく。
八重山の旅行記、紀行文風味
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八重山の思い出について
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………2003年、2006年に旅行した際の記憶と覚書を、ひとつにまとめて、物語風の紀行文にしたてたもの。[htmlファイル名]は、旅行の際の、実際の日付になっている。これをもとに、2009年にわずかな味つけをしたものが「吹け、潮風よ」である。
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八重山の思い出その1
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………初日、東京を後にして石垣空港からバンナ森林公園まで。石垣島、八重山諸島の説明など。
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八重山の思い出その2
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………初日、バンナ森林公園の「エメラルドの海を見る展望台」でリュウキュウアカショウビンの姿を見て、「森林散策広場」で聖紫花(せいしか)の橋を見学。バラビドー観光農園でジュースを飲んで、石垣島鍾乳洞にいたる。ドラゴンフルーツと「月ぬ美(かい)しゃ」。
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八重山の思い出その3
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………2日目、西表島へ向け出発の途中、緑シャツと知り合いになる。大原港からマングローブの仲間川観光で上流のサキシマスオウノキを観光し、バスに戻ってデイゴの花を見る。
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八重山の思い出その4
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………イリオモテヤマネコの話と共に西表島を北上し、水牛車で(ゆふじま)へ渡る。昼にグルクンやラフテーを食い、アーサー汁を飲む。ガジュマルの木で「ちゅらさん組み」との出会い。そしてハイビスカスの家族たち。
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八重山の思い出その5
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………星砂の浜辺を持ち、沖縄古来の集落を保存し、有名なタナドゥイ祭が行なわれる竹富島。そこでゆがふ館を訪れ、集落を抜けて、カイジ浜、つまり星砂の浜へ出る。星砂とマヤー。
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八重山の思い出その6
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………竹富島、集落での水牛観光。安里屋ユンタの合唱が起こり、タナドゥイ祭の行われるユームチ(世持)の御嶽(うたき)を抜ける。喜宝院蒐集館(きほういんしゅうしゅうかん)でハイビスカスの家族と鉢合わせ、なごみの塔で「遠見台の女」を見いだす。
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八重山の思い出その7
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………石垣島へ戻るフェリーで、翌日の自由観光をちゅらさん組みと緑シャツと、それからガイドさんと行うことにした私は、宮良川のマングローブを眺め、白保海岸で強者のじいさんの会話を聞き、ホテルに入って新しい仲間とミーバイの料理を楽しんだ。例の4人家族の会話を聞きながら。
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八重山の思い出その8
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………3日目、サンピン茶と共に起き、朝食でアーサー汁を楽しみ、お土産屋でミンサー織りを眺めた私たちは、「てぃんさぐの花」を口ずさみながら小浜島に渡った。観光バスに乗り込むと、例の4人家族も参加している。バスの運転手はガイドを兼ねて、シュガーロード、小学校、集落にいたり、ちゅらさんの家を通過。細崎(くばざき)の集落を経て、ちゅらさんの桟橋で、謎の盛り上がりを見せるのだった。
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八重山の思い出その9
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………小浜島観光の続き。大岳(うふだき)を登り嘉弥真(かやま)島を眺め、「ヤマハリゾートはいむるぶし」には行かずに、小浜港に降ろされた私たちは、たちまち石垣島に戻りガイドさんに合流し、石垣牛の店で感動の昼食を楽しんだ。
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八重山の思い出その10
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………石垣牛の店を出て米原ビーチへ向かう。底原(そこばる)ダムでカンムリワシの話を聞きながら。米原ビーチでスナガニを追い、於茂登(おもと)岳を眺めつつ、川平湾へ向かう。
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八重山の思い出その11
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………石垣島の名所、川平湾(かびらわん)でアダンの実を見付け、グラスボートに乗り込んで、クマノミを見付けて立ち上がる。サンゴの共生(きょうせい)と褐虫藻(かっちゅうそう)について説明を受け、ナマコを見詰めて陸に戻る。
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八重山の思い出その12
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………川平湾で紅芋アイスクリームなどを食べながら、底地(すくぢ)ビーチに立ち寄って、ハブクラゲの注意を受けて御神崎(うがんざき、おがんざき)に向かう。灯台での光のスポットと、ガイドさんの「トゥバラーマ」。そして軍艦岩を拝んだ私たちは、石垣島市街地に向かう途中、観音崎(かんのんざき)で夕暮れを向かえる。
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八重山の思い出その13
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………石垣島市街地に戻り離島桟橋に車を置いた私たちは、飲み屋へ向かう。途中一つの詩が生まれる。そして居酒屋でオリオンビールを飲みながら、ミミガー、イラブチャー、海ブドウ、クーブイリチー、アシテビチなど未知の料理と出会い、コーレーグースの使い方を知る。そして沖縄風天ぷら。
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八重山の思い出その14
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………例の4人家族が偶然にも隣りに座り、居酒屋は宴会の様相を帯びてきた。4人家族の自由行動の話を聞き、ゴーヤーチャンプルー、パパヤーチャンプルーを楽しみながら、泡盛を頼み始める頃、泡盛の「まさひろ」とナーベラーンブシーで盛り上がり、ドゥルワカシーにとどめを打つ。4人家族と別れた私たちは、ホテルに戻り、最後の夜を花火で彩るのだった。
紀行文資料(自己確認用)
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改訂前のもの
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………改訂前の出だしなど。
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改訂前の5
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………改訂前その5。
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謎のボツ原稿
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………途中で忘却して放っておかれた下書き。
観光リンク
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美ら島物語
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………日本トランスオーシャン航空の作製している沖縄情報ページ。
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沖縄離島ドットコム
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………離島と本島の名所を分かり易く紹介。
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琉球文化アーカイブ
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………沖縄県総合教育センターのサイト。
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